2013年1月18日のメンテナンスでリリースされた新機能と変更点のうち、おすすめ6点を独断の偏見で紹介します。 1.「イベント前の時間」レポート追加訪問開始から成功イベント発生までの時間を表示するレポートが新たに追加されました。 ![]() この例では、しばらくサイト内を回遊してから「このサイトについて」ページを閲覧したりサイト内検索を実行することが多い、と分かります。 2. SiteCatalyst 15のダッシュボードの棒グラフに凡例が復活棒グラフのダッシュボードのみ凡例が消えていた、という不具合が修正されました。 ![]() 3. s_code.js に計測停止フラグが追加s_code の最新版 H.25.3 で計測を停止するフラグをセットできるようになりました。以下のようにabortフラグをtrueにすると、サーバーコールが送信されなくなります。 s.abort = true; 開発用RSに記録する必要もない不要データを捨てられるのが便利です。これまでは、s.t()の実行を回避したり、JavaScript の関数を変更したりとハック的な工夫が行われていましたが、公式の手段が提供されるようになって安心です。 4. ReportBuilder の自動バージョンアップオプション画面でチェックを入れると、起動時に自動バージョン確認してくれるようになりました。ReportBuilder は急速に進化していて、頻繁に(ほぼ毎月)バージョンアップしているので、自動で更新チェックをしてくれるのはうれしいですね。 ![]() 5. ReportBuilder で「今日を除外」が可能にReportBuilder が4.3.38から4.3.43になり、日付範囲を指定する際に「今日を除外」できるようになりました。未確定の計測途中データを含めたくない場合に便利です。 ![]() ReportBuilder でUVの日別詳細を取得可能に月別や週別の訪問者数を日別に取得すると、日別訪問者数が表示されてしまうというバグが修正されました。 ![]() 上の例で1/6の月別訪問者数が日別訪問者数よりも1人少ないのは、その人が1/1~1/5の期間にすでにカウント済みで、1/6からは除外されたためです。これはv14までの表示方法と同じで、SiteCatalyst 15の画面上のデータとも一致します。 その他その他にもいろいろあります。全ての変更点については、公式のリリースノートをどうぞ。 |
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