月別UUの変数を増やす方法

posted Apr 2, 2010, 9:07 PM by Makoto Shimizu   [ updated Apr 18, 2010, 4:57 AM ]

SiteCatalystの設定オプションは契約によって内容や数が異なりますが、週別や月別のUU(訪問者数=Visitors)は設定できる変数が少ないので、困ることがあります。そこで、ちょっとした裏技を紹介します。

If you need more MUV (Monthly Unique Visitors), you can just use hierarchy variables. They are powerful with options (DUV, WUV, MUV, Trend report by Hour), and actually do work without any hierarchies.

回避策は簡単。ヒエラルキー変数を使うのです(余ってますよね?)。日別・週別・月別の訪問者数(UU)を設定できる変数の数は、トラフィック変数(prop)とヒエラルキー変数で別枠なのです。propで足りなければ、余っているヒエラルキー変数を使えばいい、と。
例えば、OSをprop1に、ブラウザ名をprop2に格納し、コリレーションを設定してクロス集計を可能にするなら、"Windows:Firefox 3.5"というようにつなげてヒエラルキー変数にセットしてもいいわけです。

以下の例では、第一階層にTwitterアカウント名を、第二階層にTweetの種類をセットしています。JavaScriptの構文としては

s.hier1="rakutenbooks:Tweet by rakutenbooks"

というように、階層をセパレータ「:」(文字は指定可能)で区切って値をセットします。

レポート上では、項目の左に表示される「+」アイコンをクリックすることで、その項目の下層の項目を表示させます。クロス集計と同じです。

無理して階層を使う必要はありません。セパレータを使わずフラットに値をセットしてもいいのです。

また、propと同様に時間別の推移も調べられます。

ただし、パスやコリレーションが使えない、という点がトラフィック変数(prop)と異なります。

ヒエラルキー変数を有効化するには、

  • 最大階層数
  • セパレータ(区切り文字)・・・上記の例では「:」
  • 変数の名前(メニュー中に表示される)・・・上記の例では「hier1」になっていますが、日本語も使えます

を、Adobe Omnitureのアカウントマネージャーに伝える必要があります。ヒエラルキー変数を何個使えるか、契約も確認しておくと良いでしょう。

階層を持てるトラフィック変数は使い方が難しく余っているケースが多いと思います。うまく活用してみてください。

4/13追記:コリレーションは使えました。区切られた階層を指定するそうです。例えば、hier2の第3階層とprop1、など。「北海道/A/3」も「東京/B/3」も、第三階層としては同じ「3」になります。「OS/ブラウザ」という階層にした場合、OSに関わらずブラウザとページをクロス集計できるので、この仕様はありがたいかもしれません。

4/18追記:ヒエラルキー変数はDataWarehouseで抽出できない、一度設定すると変更(セパレータや最大階層数)や削除するにはPS(プロフェッショナルサービス)を発注する必要がある(つまりUSへ有償で作業依頼をする)という留意点もあります。

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