簡易計測「Light Server Call」とは

posted Jan 6, 2012, 3:08 AM by Makoto Shimizu   [ updated Oct 28, 2015, 8:32 PM ]

プライマリサーバーコールを消費しない簡易的な計測方法として、ライトサーバーコールがUSでリリースされています。

2015年追記:廃止されたようです

元ネタ:Light Server Calls User Guide

こんな場合に

  • 大量にコールされる
  • 計測する変数は少しで良い
  • サイト全体の訪問や訪問者数を増やしたくない
  • クロス集計やセグメント分析は不要

例えば、サイト内バナー広告のビュースルーやメールの開封&コンバージョン、Webやアプリの単純なクリック計測、などで使えます。

なぜ「ライト」のか

以下の制約があります。

  • eventと2つ以内のeVarのみ計測できる(eVarを追加すると単価が上がる)
  • 指定したeventとeVarは、他の変数とクロス集計ができない(つまりただのカウンターになる)
  • 該当eVarやEventのレポートにセグメントを適用できない(適用するとeventがゼロになる)
  • サイト全体のページビュー、訪問、訪問者が増えない
  • VISTAルールや処理ルールが適用されない(適用すると単価が上がる)

Light Server Callとして計測するeventとeVarは、通常の処理をスキップして独立したデータベースでカウントアップされる、と考えると分かりやすいです。

使うための手順

  • ClientCareまたはAccount Managerに、以下の情報を伝える 日本ではまだ準備中のようです
    • コールが飛んだ時に自動セットするeventの番号(複数指定可能)
    • 値を飛ばすeVarの番号
    • Light Server CallのProfile ID:8文字以内の半角英数字(RS内でユニークに)
  • 以下のような特殊な実装を行う

Light Server Callの実装方法

JavaScriptでコールを飛ばす場合

s.lightTrackVars = 'eVar75';
s.eVar75 = '20120108';
s.trackLight('email1', 0, 1);
  • リンクトラッキングと同様に、どのeVarを送信するかを指定する必要がある
  • trackLightの1つ目の引数はライトサーバーコールのprofile ID
  • trackLightの2つ目の引数は0(ゼロ)
  • trackLightの3つ目の引数は該当profile IDで指定したeventの増加数。広告のインプレッションで重み付けをしたい場合などに。省略時は「1」になる
注意
  • Profile作成時に指定しなかったeVarを飛ばしてもサーバー側で無視されます
  • Eventは通常のCounterとして設定する必要があります

imgタグ、またはAJAXでURLを直接指定する場合

<img src="http://*.2o7.net/b/ss/RSID/1/CODEVERSION/s1234567890?mtp=email1&v75=20111208&ce=UTF-8">
  • *.2o7.net - 計測サーバー名。RDC利用時は*.omtrdc.net、1st-Party Cookie利用時は独自ドメインなど
  • RSID - レポートスイートID
  • CODEVERSION - 計測ライブラリのバージョン名。JSの場合は「H.24.1--NS」などが入る。処理ルールを併用する場合にこれで対象を特定するため、「EMAIL1」など、Profile IDに似たユニークな値を指定する。
  • s1234567890 - ビーコン画像がブラウザによってキャッシュされないようにするため。 同一ブラウザで繰り返し発生する場合は、毎回ランダム値を算出する。
  • mtp - ライトサーバーコールのprofile ID。サーバー側でこのIDをキーとして利用eventとeVarを特定し、データ保存する。
  • mti - Eventの増分(省略時は1)
  • v - eVar。該当profile IDで指定したeventが自動セットされ、このeVarに紐づく。このeVarの番号はprofile IDを有効化する時に指定しておく必要がある(指定しないと値がセットされない)
  • ce - 文字コード(eVarにマルチバイト文字をセットしない場合は不要)

レポートの見え方

Light Server Callとして指定したEventのレポート


Light Server Callとして指定したeVarのレポート


  • インスタンス、訪問、訪問者は増えない
  • 指定したEventを指標として追加できるのは、Light Server Callとして指定し、同時に計測されたeVarのレポートのみ

このように制約はあるものの、ライトでエコノミカルなので、今まで躊躇していたリンクのクリックやHTMLメールの開封、サイト内広告やパーツの表示計測などに使えそうですね。

参考KB:10635

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