イベントが1000個に増えたAdobe Analytics

posted Mar 19, 2015, 9:19 PM by Makoto Shimizu   [ updated Mar 20, 2015, 6:06 PM ]

2015年3月20日のアップデートにより、Adobe Analyticsのカスタムコンバージョン変数 (eVar) と成功イベント (Event) の数が増えました。

刷新された管理画面

レポートスイートの設定画面上では、イベントを100個ずつに分割して表示するようになりました。検索もできます。

一番大きいのはイベント1000。圧巻!

メニューでは以前と同様、20個ずつフォルダが自動生成されます。フォルダだらけ!

メニューのカスタマイズで、意味的に整理するのが良いでしょう。

契約によって増える数が変わる

契約の種類によって、増える数が変わります。

契約タイプ eVarの数 Eventの数
SiteCatalyst 75 100
Adobe Analytics Standard 100 1,000
Adobe Analytics Premium 250 1,000

契約がまだSiteCatalystになっているアカウントでは、数は増えません。

このようにAdobe Analytics契約でしか使えない新機能が増えることが予想されるので、まだの場合はなる早で切り替えるのがオススメです。

分析のスタイルが変わる

数は十分足りているので「なぜ?」と思われるかもしれません。

今回、変数とイベントの数が増えたのは、同時にリリースされた貢献度分析の機能と大きく関わっています。

貢献度分析のリリースによって、以下のような分析フローが可能になりました。

  1. 「異常値検出」(Anomaly Detection) で、異常値(統計モデルに基づく予測レンジを超えたイベント)を見つける
  2. 「貢献度分析」(Contribution Analysis) で、異常値と相関する自動検出し、ビジュアライズする
  3. これらの結果をアナリストが分析する

これまでは、統計処理ではなくぱっと見でデコボコした結果系のコンバージョン数を見て、主観的にあたりをつけてクロス集計やセグメント分析を行い、変化の要因を探すという時間のかかる作業を、ツールが自動で処理してくれるのです。

そのため、カスタム変数をたくさん計測する、中間コンバージョンを細かく設定する、アトリビューションやスコアリングでLTV系の指標もたくさん計測しておく、ことが重要になってきます。取得していないデータは自動検出できないためです。

社内の分析・最適化プロセスや体制が変わるほど、実は大きな変化だといえます。単に足りないから数を増やした、というわけではありません。

参照公式ヘルプ

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