2015年3月20日のアップデートにより、Adobe Analyticsのカスタムコンバージョン変数 (eVar) と成功イベント (Event) の数が増えました。 刷新された管理画面レポートスイートの設定画面上では、イベントを100個ずつに分割して表示するようになりました。検索もできます。 ![]() 一番大きいのはイベント1000。圧巻! ![]() メニューでは以前と同様、20個ずつフォルダが自動生成されます。フォルダだらけ! ![]() メニューのカスタマイズで、意味的に整理するのが良いでしょう。 契約によって増える数が変わる契約の種類によって、増える数が変わります。
契約がまだSiteCatalystになっているアカウントでは、数は増えません。 このようにAdobe Analytics契約でしか使えない新機能が増えることが予想されるので、まだの場合はなる早で切り替えるのがオススメです。 分析のスタイルが変わる数は十分足りているので「なぜ?」と思われるかもしれません。 今回、変数とイベントの数が増えたのは、同時にリリースされた貢献度分析の機能と大きく関わっています。 貢献度分析のリリースによって、以下のような分析フローが可能になりました。
これまでは、統計処理ではなくぱっと見でデコボコした結果系のコンバージョン数を見て、主観的にあたりをつけてクロス集計やセグメント分析を行い、変化の要因を探すという時間のかかる作業を、ツールが自動で処理してくれるのです。 そのため、カスタム変数をたくさん計測する、中間コンバージョンを細かく設定する、アトリビューションやスコアリングでLTV系の指標もたくさん計測しておく、ことが重要になってきます。取得していないデータは自動検出できないためです。 社内の分析・最適化プロセスや体制が変わるほど、実は大きな変化だといえます。単に足りないから数を増やした、というわけではありません。 参照:公式ヘルプ |
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