「処理ルール」はSiteCatalystのv15で追加された新機能です。SiteCatalystの場合、「VISTAルール」を使うことで、送信されたデータを処理・加工してから計測することができました。これはプログラミング言語なので、いろいろ複雑な処理ができる反面、Adobeに依頼する必要があるので、コストと時間がかかるというデメリットがあります。 v15の処理ルール(Processing Rules)は、このVISTAの手前で動作する簡易サーバー側処理です。Google Analyticsでいう「フィルタ」と同じようなものですね。 できること
できないこと
ルールの設定方法管理者権限でログインし、管理コンソール>レポートスイート設定、を開くと、「設定を編集」のメニューに「処理ルール」のリンクがあります。 ただし、処理ルールは間違えるとデータを正しく計測できなくなるため、理解度テストに回答して80%以上の正答率を達成し、この機能をONにしてもらう必要があります。詳細はClientCareまで。 次に、「ルールの追加」をクリックします。 編集のためのフォームが表示されます。 ルールセット毎に、以下を指定します。
メモも書けるのが便利です。 指定できる適用条件
条件もANDまたはORで複数指定できます。 指定できる処理
処理ルールセットの例下記は、Google検索からのリファラーにキーワードが含まれていなかった場合に、カスタムイベント1をセットし、さらにeVar1に「Google SSL」とセットするルールセットの例です。 この管理画面はv15でログインしないと利用できませんが、v14のレポートスイートに対しても設定・適用できます。 こんな高度な処理を、一つのレポートスイートにつき50個まで自分で設定できるようになったのです。素晴らしい! 関連情報
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