満を持して、ついにAdobe Analyticsにもリアルタイムレポートが実装されました。後発のメリット?GAのリアルタイムレポートよりも強力です。 ![]() すでにメニューに追加されています。 ![]() リアルタイムレポートを使うためには設定が必要レポートスイートごとに有効化する必要があります。未だの場合はリンクが表示されるので、クリックして設定しましょう。 ![]() Onにした後は、リアルタイムレポートを設定します。最大3個のリアルタイムレポートを作成できます。 ![]()
複数のリアルタイムレポートを作成した場合は、以下のようにアイコンで切り替えられます。 それぞれのリアルタイムレポートごとに、表示する指標と3つのディメンション(変数)を選択します。 ![]() 指標:各種コンバージョン(=成功イベント)も選べます。 ディメンション:カスタムトラフィック変数(Prop)や標準変数(ページ、サイトセクション、検索キーワード、検索エンジン、参照ドメイン、製品、トラッキングコード、カスタムリンク、離脱リンク、ダウンロードリンク)から3つ選べます。
設定が終わったら、実際のレポートを見てみましょう。 ※設定直後はまだデータが貯まっていないので、数分待つ必要があります。 一番上には全体トレンドとプライマリディメンションの表![]() 一番上は全体のトレンドグラフです。左に流れていきます。 その下の表はプライマリディメンションの内訳です。
変化に気付きやすくするため、以下のような工夫がされています。
リアルに動くので、眺めているだけでも変化を体感できます。 動きを見逃した場合でも、一番右に増減のアイコンが表示されるので安心です。 下にはセカンダリディメンションのグラフと表下側には、選択した2つ目と3つ目のディメンションのレポートが表示されます。 プライマリではなくセカンダリなので、少ないエリアで円グラフと小さな表形式で表示されます。 ということは、2つ目のディメンションは「新規/リピート」のように行項目が少ないものが適している、ということですね。
トラフィックが少ないサイトや、コンバージョン(イベント)を指定した場合など、期間を長くしたいことがあります。 Googleアナリティクスのリアルタイムレポートは期間が30分間ですが、Adobe Analyticsでは15分、30分、1時間、2時間から選べます。 特定の行のみに絞り込める表の中の行項目をクリックすると、その項目のみに絞り込まれた時系列トレンドグラフと2つ目、3つ目のディメンションが表示されます。
例えば、トップページをクリックすると、トップページ閲覧のみに絞り込まれます。 棒グラフ、パイチャート、表のそれぞれの合計が一致しました。
右上のアイコンをクリックすると全画面モードになります。 単なるブラウザのウィンドウ最大化よりも強力です。
天井の大きなモニタ(または手元の小さなUSBモニタ)に映してダッシュボード的に使えますね。 まとめこのように、機能が充実しているだけでなく、使い勝手も良いです。 実装の変更やs_codeのバージョン制約が無いので、気軽に導入できますね。 また、グループ管理で設定した権限が反映されるので、大企業でも安心です。
これまでの流れをまとめておきます。v14までは「SiteCatalystはリアルタイムで分析できる」が売りだった 参考
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