posted Apr 13, 2011, 5:36 AM by Makoto Shimizu
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updated Apr 13, 2011, 5:17 PM
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SiteCatalyst v15が4/8にリリースされました。移行の作業をしないとログインすらできませんが、ドキュメントや動画ヘルプなら、探すと見つかります(ただし英語)。 MarkeZineで公開したレポート記事は1ヶ月前のOmniture Summit 2011で得た情報がベースだったので(公開がずれ込んだ)、追加情報をここで補足します。 指標が変わる- Cookie無効でも訪問がカウントされるようになる(今までは訪問者数のみカウントされていました。iPhone、iPad、MacのSafariで訪問や直帰、パスがとれるようになるのが大きなメリットです)
- SAINTで分類した指標でも、訪問と訪問者が分かる
- 全てのeVarが最初からフルサブ扱いになり、クロス集計が可能に
- ほぼ全てのレポートで訪問と訪問者数が使える
- 直帰率がトラフィック系の変数で事前に定義されている
- リスト変数が新たに使える(eVar相当なので、同一ページ上のバナーのインプレッション計測などに使えます)
- 50万を超えても値の存在は計測される(レポート上で行は増えるけど数字はカウントされない)
- 動画レポートが統合され、通常の指標と同じ扱いに(クロス集計できるようになる)
- 滞在時間の精度が向上
レポートが変わる- キー指標レポートが新たに利用可能に
- レポート別にデフォルトの指標を設定できる
- ログイン直後の丸が並ぶメニュー画面が廃止され、サマリーのダッシュボードが表示される
Data Warehouseが変わる- 既存リクエストの複製が可能
- リクエストの優先度を変更できる
- 未処理リクエストの詳細ステータスを確認できる
- データ収集時にVistaルールが適用されるため、リクエスト処理にかかる時間が短縮される。依頼すればv14でも対応可能らしい
管理者向けなくなるもの- ASIやロールアップ、パス系の一部のレポートがなくなる
- レポート反映に1、2時間かかるようになる(これは残念。ただしトラフィック系、コンバージョン系の種類に関わらず、全ての変数が同時に反映されるようになるのはメリットかも)
- ライフタイム系の計算指標がなくなる(使ったことありません...)
日本でのリリースはまだ先のようですが、楽しみですね。私の場合、これから新規導入なので、最初からv15でスタートしようと思っています。初期は多少の不具合があるかもしれませんが、見つかったら直してもらえばいいんです。最新バージョンならUS本社も対応が早いはず。 |
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