DTMでRS情報を自動取得する方法
Post date: Jul 24, 2014 9:22:53 PM
2014年7月25日にDynamic Tag Management (DTM) がアップデートされ、レポートスイートに関する情報を自動取得できるようになりました。RSIDを手で入力する必要がなくなります。
A. 連携のための初期設定
A. 連携のための初期設定
RS情報を取得するため、まずDTMとAnalyticsを連携させる必要があります。
1. 自動設定を有効にする
1. 自動設定を有効にする
既に追加してあるツールの設定を変える場合は、Adobe Analytics (SiteCatalyst) のツール設定画面を開き、「自動設定を有効にする」にチェックを入れます。
2. 認証方法を設定する
2. 認証方法を設定する
下に連携のための認証情報を記入するフォームが表示されるので、設定します。
まず、認証方法を指定します。日本では「Webサービス」(API)が一般的ですね。Analyticsの「Webサービスへのアクセス」グループに属しているユーザーを管理コンソールで開くと、資格情報(ユーザー名と共有暗号鍵)が表示されるので、コピーします。
新規にツールを追加する画面でも、自動設定と認証方法の設定が可能です。
B. ツール設定が変わる
B. ツール設定が変わる
上記の設定が終わると、ツール設定でレポートスイートを指定する欄に、レポートスイートの候補が表示されるようになります。
RSIDを正確に覚えている人は少ないですし、Analyticsの管理コンソールではRSIDをコピーすることができないので、地味に便利な機能ですね。
今回の連携はこれだけですが、更なる連携の強化も予定されています。カスタム変数(eVarやProp)を選択する時に番号だけでなくカスタム名も表示されるようになるともっと良いですね。