50万件ユニークに特定の値を優先させる裏ワザ
Post date: Aug 16, 2010 2:21:16 PM
SiteCatalystには、一つの変数で収集できるユニーク値(レポートの行数)は50万件まで、という制約があります。この50万件は毎月頭に リセットされ、発生順にカウントされていきます。50万件に達した後に発生した新たなレコードは記録されず、「Unique Exceeded」としてまとめてカウントされます。
課題:
課題:
重要度が高い値が月の後半に発生すると、計測できないことがある。
解決策:
解決策:
確実に計測できるよう、特定の値をあらかじめ予約しておける裏ワザを紹介します。
方法は簡単で、SAINTで値を月初にUploadしておくのです。
これによって、インスタンスは発生しませんが、データ領域があらかじめ確保されるそうです。
参考:ナレッジベース 10096
分類が無い場合は適当な分類を作成し、メニューで非表示にしておくと良いでしょう。
補足:
補足:
そもそも50万件を超えるようなレポートは使いにくいので、設計を見直した方が良いかも
トラフィックソース(リファラ、検索キーワード)は頻繁に50万件を超えるため、毎日上位の25,000件を抽出して残す、という最適化の処理が予め組み込まれています(v15以降を除く)
2012年4月末のアップデートにより、50万件を超えた場合でも発生頻度が高い値は計測を開始するようになりました