SiteCatalyst専用Firefoxアドオン「WATS」が便利
Post date: Jan 01, 2011 12:14:36 PM
SiteCatalystに特化したパケット型デバッガのFirefoxアドオン「WATS」が手軽で便利です。
WATS
Httpfox(比較のため)
優れている点は
ページを移動すると変数もリフレッシュされる
Charlesも同様ですね。Httpfoxはリフレッシュされません。
バラメータ名が分かりやすく表示される
例えば、c2がProp2、v7がeVar7、gがURL、とマッピングされて表示されるだけでなく、グルーピングされて表示されます。一方、汎用的なデバッガではアルファベット順に表示されます。
意味無いパラメータを非表示にしてくれる
AQBやndhなど、計測内容に影響を与えないパラメータが除外されて表示されます。
コールが飛んだ時間が分かる
Httpfoxでは表示されません。
RSIDが分かりやすい
汎用的なデバッガでは、RSIDをURLの一部から判読する必要があります。上記のHttpfoxのキャプチャでは、マウスをURLの上に乗せて表示される生のIMGリクエストをPop-up表示させています。
RSIDでフィルタできる
SiteCatalystにログインしながらテストしていると、SiteCatalystのUI自体に仕込まれた計測内容が表示されるので、RSIDで絞り込めると便利です。
なお、Httpfoxなどでは「2o7」ではなく「ss/rakutencojpmain」のように「ss/」+RSIDでフィルタすると、同じことができます。
公式デバッガとの違い
JSの公式デバッガ(DigitalPulse Debuggerと改名)よりも優れているのは、
リンクトラッキングやFlash計測にも対応している
負けているのは
H.22以降のs_code.jsだと日本語が文字化けする
Prop 50以降、eVar 50以降、event 41以降に対応していない(作者にレポート済みです)
まとめ
Httpfoxより便利ですが、Charles Debugging Proxyほど多機能ではありません。一時的に解析の実装やデバグを担当する開発者や制作者、分かりやすさが重要なマーケティング担当にオススメです。